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台風災害データベースシステムの使い方

台風概要情報表示画面の見方

台風概要情報表示画面には,

  1. 台風の概要
  2. 台風の経路
  3. 台風の発達・衰弱に関する日時と場所の一覧表
  4. 台風が日本に接近・上陸している期間の天気図,衛星画像図,降雨分布図
  5. 中心気圧値と最大風速値の時間変化を示す折れ線グラフ
が表示されます。


複数の結果
図1:台風情報を表示する画面

1.台風の概要

2002年まで気象庁が発行していた気象要覧に記された台風の概要をさらに簡略化して記述しています。2003年以降の台風の概要については,その記述形式に準じています。

2.台風の経路

気象庁によって公開されている台風のベストトラックデータを利用して経路図を作成しています。青線で示される部分は風速17.2m/s以下の熱帯低気圧,赤線で示される部分は台風,明るい緑線で示される部分は温帯低気圧です。

3.台風の発達・衰弱に関する日時と場所の一覧表

この表には台風となった熱帯低気圧が発生した日時と場所をはじめ,台風の発達や衰弱に関する情報が示されます。台風から温帯低気圧に変化した場合,「熱帯低気圧に衰弱」の欄は空白となります。「熱帯低気圧が発生」の欄が空白の場合は,隣の経路図をご覧ください。おそらく,日付変更線より東の海域で発達した台風が西に進み,日付変更線を越えて北西太平洋海域に入った台風でしょう。表中の最下部の最低気圧値と最大風速値は,その台風の持ったそれぞれの極値です。

4.台風が日本に接近・上陸している期間の天気図,衛星画像図,降雨分布図

天気図はNCEP/NCARが提供する6時間間隔の海面補正気圧データを,衛星画像図は高知大学気象頁で配布されている赤外画像データを,降雨分布図はアメダス1時間降水量データを用いて作図されています。

降雨分布図の右にある動画の「開始」ボタンを押すと,各図が同期して一斉に動き始めます(表示されるまで少し時間がかかる場合がございます)。「停止」を押すと動画が止まります。日時を示す箇所にカーソルをあわせると,その時刻の画像が表示されます。なお,画像データが登録されていない場合,画像は表示されません。

5.中心気圧値と最大風速値の時間変化を示す折れ線グラフ

2つのグラフとも気象庁台風ベストトラックデータを用いて作図されます。最大風速値の時間変化を示すグラフは1977年以降の台風から表示されます。

なお,当年の台風のトラックデータについては、暫定値を用いてます。



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